少子高齢化が急速に進む現在の日本では、生産年齢人口の減少に歯止めをかけるため、女性の社会進出に大きな期待が寄せられています。男女が共に活躍する職場づくりは、企業にとって先送りにはできない課題であり、地域の発展を願う私たち阿波銀行も率先して取り組んでまいります。
女性の活躍の場を広げるとともに、ライフイベントによる退職を減らすことで、長期的にキャリア形成できる環境づくりを目標としています。具体的には、(1)女性管理職の増加、(2)女性職務範囲の拡大、(3)育児休暇、短時間勤務利用者の増加、(4)総労働時間の短縮、(5)休暇取得率の向上等の数値目標を掲げ、各施策に取り組んでいます。
次世代育成支援対策推進法に基づき、厚生労働大臣より職員の子育て支援に熱心に取組む企業として「くるみん制度」の最高位「プラチナくるみん」の認定を受けました。これは「子育てサポート企業」として「くるみん認定」を受けた企業のうち、より高い水準の取り組みを行った企業として認められたことによります。今後もワーク・ライフ・バランスの充実をめざし、次世代育成支援に積極的に取り組んでまいります。
当行では、これまでも職員の仕事と家庭の両立支援やキャリア開発を推進しておりますが、本同盟への加盟により他の加盟企業との連携や取組事例の共有を図り、より一層の働き方改革を推進し 職員が活き活きと働くことができる職場づくりを行ってまいります。
当行では、「あわぎん健康経営宣言」を行い、職員およびその家族の健康に関するさまざまな取組みを推進しています。具体的な取組みとしては、34歳以上の人間ドック全額補助に加えて、脳ドックやPET-CT検査の費用補助を職員はもちろん、その家族にも一部補助を行っています。
また、2021年4月から、健康保険組合・従業員組合とともに「健康ポイント制度」を開始し、徳島県が提供する健康ポイントアプリによる一日当たりの歩数の状況や、人間ドック等の受診状況、健康に関する研修会への参加状況などをポイント化し、行内で個人やグループごとで競い合う中で健康への意識向上および運動習慣の促進・定着化を図っています。