for tokushima 地方創生
当行では、徳島の活性化を目的に、
「地方創生」に力強く取り組んでいます。
2016年には、その中枢を担う「地方創生推進室」を新設し、
さまざまなプロジェクトを展開してきました。
今回は、その地方創生推進室の行員と
関東広域エリアに勤務する行員へのインタビューを行い、
東京を舞台に活躍する二人に、
地方創生に携わるやりがい、
徳島への想いなどを語ってもらいました。





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地方創生のプロとして、
地域のお客さまからの
さまざまなニーズに応え、
徳島を盛り上げていきます。
森本 昂太郎
2012年4月入行
営業推進部
地方創生推進室 経営役補






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yusuke
東京のお客さまと、
徳島のお客さまを結び、
たくさんの人に
喜んでいただく
お手伝いをしています。
三栖 佑介
2017年4月入行
法人営業 (関東広域エリア)





どんな仕事をしていますか?
東京のお客さまと徳島のお客さまとの
新たな出会いやビジネスを
お手伝いしています。
森本:徳島の活性化や事業継承、相続、М&A、創業、海外進出をはじめ、地域のお客さまからのさまざまなニーズに応える「地方創生推進室」で勤務しています。その中で私は主に、東京都内の得意先からいただくご要望と、徳島県内の得意先をつなげるコーディネーター業務に携わっています。工場の誘致先として土地を紹介したり、農産物の仕入れ先として生産者さまを紹介したり、また、それに対して専門的な視点からご提案を行ったりなど、徳島と東京との橋渡しを担っています。そして、営業窓口を担当しているのが三栖さんです。
三栖:関東広域エリアで法人営業を担当しています。融資業務がメインになりますが、お客さまからさまざまなご相談をいただく中で、徳島県内のお客さまとマッチする内容であれば、地方創生推進室と連携してご提案へと進めていきます。営業エリアの場所柄、IT関連の企業が多く、例えば、最先端のIT技術を求めておられる徳島県内のお客さまとの「ビジネスマッチング」を行うなど、地方創生推進室と日々さまざまなご提案を行っています。
森本:徳島県内にさまざまな得意先がある中で、お客さま双方にとって、さらには地域にとって最大限にメリットのあるご提案ができるよう、あらゆる視点から検討を重ねる毎日です。




どのような事例がありますか?
「すだち」の仕入れ先ルートの開拓、
DX化についてのセミナーなど
さまざまです。

森本:首都圏のレストランやスーパーに高級食材を卸しておられるお客さまから、「品質の良いすだちが手に入らないか?」という相談がありました。そこで当行は、生産者さまとつなぎ、そのお客さまは高品質なすだちを安定的に確保することができるようになりました。すだちといえばほかにも、乾物を卸しておられるお客さまと、徳島産のすだちを卸しておられるお客さまとのビジネスマッチングをお手伝いした事例もあります。
三栖:先ほども申しました通り関東広域エリアでは、たくさんのIT企業とのお取引があります。その中には、デジタルトランスフォーメーション(DX)を手がけるお客さまも多くいらっしゃいます。そこで当行では、IT関連の取引先からDXのプロフェッショナルを講師に招き、徳島県内のお客さまを対象にした「DX活用セミナー」をオンラインで開催しました。全4回を開催し、ありがたいことに毎回50社以上のみなさまにご参加いただき、大変有意義なセミナーになったと感じています。
森本:「DX活用セミナー」と近い事例としては、SEO対策を中心にしたマーケティング会社の得意先を招いて、同じく徳島県内のみなさまを対象にした「ウェブマーケティングセミナー」を開催したこともあります。さまざまなビジネスマッチングや施策を展開する中で、徳島の発展に貢献できていることにとてもやりがいを感じています。
三栖:融資業務に限らず、「地方創生」の視点からもお客さまと向き合う中で、視野が広がり、銀行員としてさらに大きく成長できているように感じています。これも地方創生の要となる東京や大阪などで勤務する魅力のひとつではないでしょうか。



徳島への想いを語ってください。
地元への愛と感謝をエネルギーに、
たくさんの人を笑顔にしていきたいです。

三栖:生まれ育った徳島を離れ、地方創生に携わることに、私は強い使命感を持っています。一方で徳島の人口減少や少子高齢化は加速していて、地元に戻るとそれを改めて実感し、そのたびに少し寂しい気持ちになります。だからこそ、徳島のリーディングバンクの一員として、「地域のために何ができるのか?」「新しい可能性はどこにあるのか?」と考え、これからも真摯に向き合っていく必要があります。地元のために、徳島のために。この想いが私を支えるエネルギーだといっても、決して大げさではありません。
森本:私も徳島生まれの徳島育ちです。大学で上京しましたが、さまざまな選択肢がある中で地元に戻り当行に入行したのも、やはり「徳島への感謝」の想いからです。そして、徳島の地方創生に関わる中でその感謝の想いは、「徳島を負けないようにする」という情熱へと変わりました。また、入行から10年以上を経て、地方創生に関わる数多くの経験を積むことができました。過去には、タイでの「海外トレーニー」に参加したこともあります。今後はその「情熱」と「これまでの経験」を力にして、若手行員たちにその知識やノウハウをしっかりと伝えて、今まで以上に強く徳島に貢献していきたいです。
三栖:社会を取り巻く環境が目まぐるしく変わっていく今の時代、これまでの銀行業務だけでは対応しきれない部分も増えてきます。それもあり、今は経営全般へのコンサルティング、さらには事業継承問題や後継者不足といった「地方創生」に関わる勉強や資格取得の勉強にも励んでいます。銀行員としても、徳島を盛り上げたい者としても、これからも全力で努力を重ね、たくさんの人を笑顔にできる存在になりたいです。



