女性の活躍推進
阿波銀行では、女性活躍推進法に基づき、行動計画を策定し、女性の活躍を推進することにより、職員全員が能力を十分に発揮できる環境整備に取り組んでいます。
女性の活躍推進に向けた目標
- 期間
2023年4月1日~2028年3月31日 - 目標
①女性役付者(※)比率 30%以上
②男性の育児休暇取得率 100%以上
※役付者とは、支店長代理など、部下を有する職員であり、担当職務の責任者として、業務を担う職員のことです。 - 進捗状況
目標① 女性役付者比率 26.8%(2024年3月31日時点)
目標② 男性の育児休暇取得率 100%(2023年度)
役付者以上 | 202名 |
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うち管理職以上 | 39名 |
うち支店長 | 11名 |
女性活躍に向けた具体的な取組み
女性ならではの視点を活かした本部企画や融資スキルの育成などを通じた職務の拡大を、組織全体でバックアップしています。
AWA dONNA(アワ ドンナ)
女性行員が活躍する場を広げ、女性の視点 で商品やサービスの向上に取り組む活動です。当行で働くすべての女性職員を「AWA dONNA」と総称し、女性が自らの手でより輝くためのプロジェクトを展開します。
※AWA dONNA:“阿波女(あわおんな)”とイタリア語で女性を意味する“donna(ドンナ)”が名称の由来です。

LIT(リット)
融資業務を集中的に学び、事業性融資業務に強い女性行員の育成を図る行内公募制度です。
約1年間、本部や営業店(県内・県外)で研修および実習を受け、融資スキルの高い女性行員育成をめざします。
※LIT:Loan(融資)Intensive(集中的な)Training(トレーニング)の略称です。

キャリアデザインセミナー
一人ひとりが自分自身の働き方について考える機会を設け、仕事への価値観の変革を促す、女性のための気付きを与えるセミナーを行っています。
輝く女性の活躍を加速する地銀頭取の会
2014年11月、全国地方銀行協会に加盟する全64行の頭取参加のもと発足。意欲・能力のある女性の積極登用を進めるとともに、広く全国にネットワークを持つ地方銀行界から女性活躍に向けた声明を発信し、女性リーダーの育成やネットワーク構築を図るため活動を行っています。
地銀人材バンク
「輝く女性の活躍を加速する地銀頭取の会」において2015年4月に創設されました。結婚や配偶者の転勤等の理由で転居により退職する場合に、本人に引き続き就労の希望があれば転居先近隣の地方銀行へ紹介を行うというもので、地方銀行職員のキャリア継続を支援する新しい取り組みとして注目を集めています。
ワークライフバランス推進のための制度/外部からの評価
女性の活躍の場を広げながら、ライフイベントによる退職を減らすことで長期的にキャリア形成できる環境づくりを目標とした制度づくりにも力を入れており、外部からも、「働きがい」や「働きやすさ」で高い評価を受けています。
項目 | 内容 |
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妊娠期 |
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育児期 |
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介護期 |
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ママ WA dONNA(ママ ワ ドンナ)プロジェクト
妊娠中から職場復帰、子育て期まで研修や託児サービス、育児に関する情報提供等を行い、
母親であるAWA dONNAの仕事と家庭の両立を支援するプロジェクトです。
プレパパママ研修会
これから育児休暇を取得する職員を対象に、利用可能な制度の説明や必要書類の確認、個別面談などの相談の場を設けています。育児休暇の取得および休暇後のスムーズな職場復帰を支援しています。

ママ WA dONNA ルーム
育児休暇中の職員が子ども連れで立ち寄ることができる交流の場を設けています。託児事業者によるベビーシッターが常駐しており、子どもを預けながらパソコンで行内の規程などを自由に閲覧できます。育児休暇取得者同士のつながりをつくることで、子育てや職場復帰に対する不安軽減につながっています。


復帰サポート留学
育児休暇中の職員が職場復帰する前に業務に合わせ本部各部へ留学し、休暇中に新設または改定した業務規程や新商品・サービスに関する知識を学ぶ機会を設けています。復帰前の不安を軽減させ、スムーズな職場復帰をサポートしています。
ママ WA dONNA 託児サービス
保育園などの育児施設が休みになる お盆や年末に期間限定で職員向けの託児所を開設しています。また、子育て中の職員が自主参加研修に参加しやすいよう、休日に開催される研修に合わせて託児サービスを実施しています。


2018年 特例認定「プラチナくるみん認定」を取得
次世代育成支援対策推進法に基づき、厚生労働大臣より職員の子育て支援に熱心に取組む企業として「くるみん制度」の最高位「プラチナくるみん」の認定を受けました。これは「子育てサポート企業」として「くるみん認定」を受けた企業のうち、より高い水準の取り組みを行った企業として認められたことによります。今後もワーク・ライフ・バランスの充実をめざし、次世代育成支援に積極的に取り組んでまいります。

2018年「イクボス企業同盟」への加盟および「イクボス宣言」の実施
当行では、これまでも職員の仕事と家庭の両立支援やキャリア開発を推進しておりますが、本同盟への加盟により他の加盟企業との連携や取組事例の共有を図り、より一層の働き方改革を推進し 職員が活き活きと働くことができる職場づくりを行ってまいります。

調印式にて(長岡会長とNPO法人ファザーリング・ジャパン安藤代表)