阿波銀行の格付「AA-」(ダブルAマイナス)を維持!~ 格付けの見通し:「安定的」 ~
平成21年09月18日
株式会社日本格付研究所(JCR)は9月18日、当行の長期優先債務の格付けを見直し、現在取得している「AA-(債務履行の確実性は非常に高い)を据え置き」と公表しました。「AA」格は、10段階ある格付カテゴリーの2番目で、全国の地方銀行の中でも高い水準に位置しています。(JCRのリリース内容は下記格付事由をご参照ください)
今回、「AA-」という格付けを維持できたのは
1. | 徳島県内におけるリーディングバンクとしての地位は確固としており、かつ安定している。 |
2. | コアビジネスの中小企業向け取引に特化して、貸出資産の質・量ともに向上している。 |
3. | 資本基盤は健全であり、自己資本比率は高い水準を保っている。 |
などが総合的に評価されたものであると考えています。
当行では、今後とも経営の品質向上に努め、各ステークホルダーに対してより高い価値をご提供できるよう努力してまいります。
【日本格付研究所による格付事由】
徳島市に本店を置く資金量2兆3,000億円の地方銀行であり、県内リーディングバンクとして営業基盤は堅固で安定している。歴史的に結びつきの強い関西圏のほか、東京地区にも積極的な展開を図り、中小企業向け中心に取引基盤拡充を図っている。09/3月期のコア業務純益ROAは0.70%と依然として業界平均を上回る収益力を有しており、与信費用の増加に対するバッファーは、今のところ十分な水準が確保されているとみられる。また、不良債権比率や自己資本比率をはじめとする健全性は良好であり、リスク耐久力は充分な水準にある。以上を総合的に勘案し、当行の長期優先債務格付けを「AA-」格付けの見通しを「安定的」に据え置きとした。