平成24年3月期決算について
平成24年05月11日
株式会社阿波銀行は本日、平成24年3月期(平成23年4月1日~平成24年3月31日)の単体および連結決算を発表いたしました。
1.銀行単体決算概要
平成24年3月期の主要計数は次のとおりです。
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平成24年3月期 |
前年度比 |
コア業務純益 |
194億80百万円 |
90百万円 減益 |
経常利益 |
89億72百万円 |
28億30百万円 増益 |
当期純利益 |
36億55百万円 |
4億67百万円 減益 |
預金平均残高(含む譲渡性預金) |
2兆4,734億円 |
664億円 増加 |
貸出金平均残高 |
1兆5,367億円 |
215億円 減少 |
中小企業等貸出金比率 |
90.16% |
0.11ポイント上昇 |
自己資本比率(連結) |
12.84% |
0.36ポイント上昇 |
経費率(修正OHR) |
57.94% |
0.43ポイント改善 |
※期末配当につきましては、1株につき3円を予定しています。これにより、当期の年間配当金は6円となる予定です。
2.決算ハイライト
・ | コア業務純益は、資金利益が減益となったものの、役務取引等利益が前年度並の水準を維持したほか、人件費・物件費等の経費削減に取組んだことから、前年度とほぼ同水準の194億円となる。 |
・ | 経常利益は、与信費用の減少などから、前年度比28億円増益の89億円、当期純利益は、法人税率変更に伴う繰延税金資産の取崩しなどから、同4億円減益の36億円となる。 |
・ | 預金平均残高(含む譲渡性預金)は、個人預金・法人預金・公金預金ともに順調に推移し、同664億円(2.7%)増加。貸出金平均残高は、関西・東京地区の残高が増加したものの、徳島県内を中心に同215億円(1.3%)減少。 |
・ | 中小企業等貸出金比率は、中小企業向け融資をコア業務と位置付ける当行のビジネスモデルを反映し、90.16%と引続き高い水準を維持。 |
・ | 自己資本比率(連結)は12.84%と同0.36ポイント上昇し、さらに高い水準となる。 |
・ | 経費率(修正OHR)は、57.94%と同0.43ポイント改善し、高い効率性を確保。 |
・ | なお、次期の配当については、業績見込み等を総合的に勘案し、株主還元の一層の強化を図るため、当期より1円増配の1株につき7円(中間・期末各3.5円)の年間配当とする予定。 |
※詳しくは決算短信をご覧ください